マネジメント強化/部下育成 (管理職研修/管理職育成)
組織マネジメントのむずかしさ
ビジネスの世界では組織活動があってはじめて大きな成果を生み出します。
そのため組織マネジメントでは、組織のミッション、ビジョンを明確にし、それを達成するための戦略を立案し実行し、組織全体を一つの方向に導くという鉄則があります。しかし、これを上手く進めることがどんなに困難か、多くはご存知のことと思います。
なぜ困難なのか・・・。
それは組織を構成しているのがさまざまな人の集まりであるからです。ビジネスの成果を目指し、日々行動しているのは個々の人間なのです。組織マネジメントでは、これらの人々の関係が良好であるか否かが最大の問題であり、多くの対人問題を乗り越える能力が本質的に要求されるのです。
この対人問題の唯一の解決方法は、マネジメントを行う人が「人に強くなる」ことにほかなりません。
一人でできることは限られています。一人の力などわずかでしかありません。チームとしての能力を最大限に引き出し、ビジネスで成功をおさめるには、「人に強くなる」ことしかないのです。
みなさんの多くは、職場の人間関係にお悩みのことでしょう。
しかし、悩む前に良く考えてみてください。
チームや組織の人間関係はそもそも上手くいくわけがないのです。
組織とは特種な集合体です。生まれや、育ち、年齢・性別・性格、経験、考え方や価値観に至るすべてが異なる人たちの集合体です。同じ日本語を話していても、使い方や意味まで異なり「日本語が通じない」ことさえあります。
「彼の経験があれば、必ず役に立ちます」。その経験とは、どんな経験でしょうか? 経験した内容は今回のプロジェクトと関係があるのでしょうか? 難易度の高い仕事だったのでしょうか? 修羅場を切り抜けた経験でしょうか? 結果は成功したのでしょうか?
これらの疑問の答えは一〇人いればそれぞれが違う捉え方をします。また、その経験を自分の価値観やレベルで捉えるので、人によって彼の経験に対する評価や判断はそれぞれ異なるのです。
同じ日本語を話しているのにも関わらず、その経験の意味はそれぞれ違う捉え方をしているのです。そう考えれば、人の集団であるチームや組織のコミュニケーションや人間関係が簡単に上手くいくとは考えられません。組織のメンバーが共感し、一つの目標を目指すということがどんなに大変なことか、二人の間で共感するのも難しいのに五〇人、一〇〇人という人たちが共感しながら目標達成に向かって動くとなれば、それはまさに奇跡です。
こころの距離の近い職場風土
こころの距離が近いと「好き」という感情が生まれ、こころの距離が遠いと「嫌い」という感情が生まれます。
好き、嫌いという感情が、私たちにとって最もわかり易い感情です。
何事も、好き、嫌いの感情で大きく左右されることがあります。
例えば好きな人のアドバイスは心に響きますが、嫌いな人のアドバイスは嫌な気持ちになったりします。
組織内、特に上司部下の関係において、「嫌い」という感情がうまれると、部下育成
はも勿論、マネジメントにも悪影響を及ぼし、コミュニケーションにも支障をきたします。
人間ですからすべての人を好きにはなれませんし、すべての人から好かれることも難しいと思います。しかし、相手とのこころの距離はつくれると思います。こころの距離が近くなると「好き」に近づきます、遠くなると「嫌い」になり、距離は遠ざかっていきます。組織内の人間関係づくりは、いつもこころの距離感を意識し、近い距離感を保つことが大切だと思います。
こころの距離が近ければ、気持ちも伝えやすく、指示も伝わりやすくなります。それは、リーダーシップの発揮にも繋がります。
こころの距離の近い職場風土が、効果的なマネジメントにつながり、円滑なコミュニケーションも可能にし、部下育成にも大きな効果を生み出すのだと思います。
そして、こころの距離を近づける鍵こそが「EQ」だと思います。
参考ブログ記事 (社長ブログ「左の振り子」より)
企業における人材育成と子育ての違いは?(中学生のお子さまがいらっしゃる、お父様からのご質問)
企業における人材育成と子育ての違いは? Part2(教育心理学者のローレンス・シャピロさんの本より)
評価者研修とEQ
EQジャパンが提供する管理職研修
ELP(Emotional Literacy Program)シリーズ
- 管理職のためのELPⅠ ~EQの利用で部下のやる気を起こさせる人事考課を行う
- 管理職のためのELPⅡ ~部下の感情をエネルギーに変える研修
- 管理職のためのELPⅢ ~高EQ組織を作り上げるための研修
- EQ個別研修 ~管理職向けの個人支援プログラム
